大橋副会長による『杜律詳解』全釈の書評が掲載されました
江戸時代の漢学者、津阪東陽が著した『杜律詳解』は、まさにその豊かな学殖によって編み出された名著と言ってよいでしょう。この漢文で書かれた大著に、二宮俊博先生が多年にわたり注釈と全訳を加えられてきました。このたび、『津阪東陽『杜律詳解』全釈』(二宮印刷工房)として刊行されました。
まことに惜しいことに、二宮先生は本書の完成を見る前に、鬼籍に入られてしまいました。
この遺著について、大橋賢一先生が、いかに学術的特色をそなえているかを書評にまとめました。
https://www.toho-shoten.co.jp/web_toho/?p=5736
あらためて二宮先生畢生のライフワークであったと感じ入ります。ご冥福をお祈りいたします。